味覚の旅

旅の入り口
扉をくぐれば、非日常の世界へと誘われる。
ここは旅の入り口——
洗礼された空間で、特別なひとときが幕を開ける。
レセプションで交わされるひとときさえも、
その物語のプロローグとなる。
そして、彩り豊かな料理が、
あなたの旅をさらにとくべつなものへと導きます。
ようこそ、味覚の旅の入り口へ。


光と音が導く洞窟
入り口の壁は、180個のガラスブロックが織りなす
煌めくパノラマ。
晴れた日の15時、ここでしか出会えない瞬間が訪れる。
まるで海中に差し込む地上の光が揺らめくような
幻想的な輝きが、未知なる洞窟への冒険へと誘う。
太陽が出ない日は、響き渡るBGMと溶け合い、
より神秘的な世界が広がる。
足を踏み入れるその瞬間、心が高鳴り、
新たな味覚の旅が今、始まるのです。


秘密の通路
天井の高い廊下は、まるで洞窟の奥へと誘う通路。
その壮大な空間の壁面には、コースで使われる
スープやオイルが瓶に美しく詰められ、
隠された秘密のレシピをそっと語るかのよう。


地層
オープンカウンターは、
地層を彷彿とさせるデザインが施され、
歴史を重ねる意味や、料理・デザートの断面に見られる美しい層の重なりを表現しています。
時の流れを刻むかのような各層が融合し、
上品でありながらも力強い存在感を放ちます。

時を刻む石
客席の中心に佇む石のステーションは
約2000万年前にマグマが冷え固まり、
悠久の時を経て形作られたもの。
これまでに二度、海の底へと沈み、そのたびにマグマに含まれる鉄分が海水や空気と交わり、酸化を繰り返すことで、唯一無二の表情を刻んできました。
大地と海、そして時間が織りなすこの石は、
ここにしかない体験を秘めています。

800年の時を超えた大地の力
店内の土壁は、地中10メートルから掘り出された、
計算上800年前のもの。
その歴史ある土に藁を混ぜ、納豆菌の力を活かすことで、驚くほどの強度を生み出します。
Johnの店舗には、この貴重な土を400キロ使用。
長い時を刻んできた大地のエネルギーと、伝統の知恵が融合し、唯一無二の空間を創り上げました。
歴史と技術が織りなす、
新たな価値を体感してください。
